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【第3話】C-Mix開発者とご対面!

(前回までのあらすじ)
C-Mixの機能・用途についていくら説明しても一向に理解を示さない漫画家ゆきち先生に手を焼いたC-Mix営業担当・伊藤さんは、発明者に直接説明させるという大技に打って出た

村田さんとご対面。

村田さんとご対面

まずは、そもそもなぜC-Mixを作ったのか聞いてみることにした。

村田さんはじめまして。えーと、C-Mixが液体を混ぜる棒だって事はなんとなく分かりました。あと羽根がないって事も。で、なぜ村田さんはそんな棒を開発しようと思ったのですか?

「うちの工場では塗料を混ぜるのですが、その時に缶の底にゴミが沈殿してバルブがよく詰まったんですよ。そのゴミの正体は撹拌するプロペラの劣化カスなんですが、バルブの交換は時間もコストもかかるから嫌でね~。プロペラのない撹拌機があったらどんなに良いだろうと思って、、、、、ないから自分で作っちゃた笑」

缶の底にゴミが沈殿

※C-Mixを開発する以前は、缶の底にゴミが沈殿した

バルブもよく詰まっていた

※バルブもよく詰まっていた

開発は大変でしたか?

「大変だったけど、ほぼ趣味だったから楽しかったな。会社から研究費出てないし」

え!!??自腹ですか!?

「うん。自腹だし、平日は会社の仕事があるから休日に作ってた。材料はホームセンターで探して、加工はプラモデルクラブの友人に協力してもらったりしたよ」

確かに趣味だ笑
完成した時はさぞ嬉しかったのでは?反響はどうでした?

「それがさぁ、羽根のない撹拌機なんて誰も見たことがない上に、工場って職人の世界じゃん?誰も使ってくれなかったんだ。どんなに頼み込んでも、『羽根がないのに混ざるわけない』で終わり。つらかったなぁ。。」

そうだったんですね。。
どうやってその状況を切り抜けたのですか?

「ある日、何本か並べて置いてあったC-Mixが1本なくなってさ。焦って探したら頑固な職人さんが使ってたんだ。試しに1度だけ使ってみてくれたんだろうね。翌日も元の場所に戻ってないから見に行ったら、職人さんがまた使ってたんだ!成果があるって分かったんだろうね!!嬉しかったなぁ。試しに「返して」って言ったら嫌だって言われたよ笑」

いい話ですねぇ!
ちなみに成果って具体的に何なんですか?

「混ぜるのに4.5時間かかっていた塗料が2時間で混ざるようになった。均一に混ぜられるのでアルバイトにも難しい職人仕事を任せられるようになった。羽がないので当然ながらバルブが全く詰まらなくなった。などなど、作る前に想像していた以上のメリットが山程あったよ!」

ほほぅ!それは凄い!

「いや、すごいのはこれから!今も開発は続けているからC-Mixはもっと進化するよ!!」

もしかして開発って今でも休日に自腹で、、、

「今は会社が3Dプリンターを導入してくれたから自腹じゃないよ。おかげでたくさん試作機が作れるようになった。それが楽しくて楽しくて!休日どころか平日も会社に泊まりこんで徹夜でやっちゃっう日があるよ。昨日とか笑」

村田さん、あなた最高です!!!

試作モデル

試作モデル

※大量の試作モデルが詰まったダンボールが何箱もありました。

ラピュタの巨神兵

※ラピュタの巨神兵もあったが見なかったことにしておこう

なんか、ちょっとC-Mixのことが分かってきたぞ。
あと、ちょっとC-Mixが好きになってきたぞ!
村田さんに挨拶して部屋を出る。いいお話が聞けたわ~。

ちょっとC-Mixが好きになってきたぞ!

廊下に並んだ巨大C-Mixで遊びだす僕に伊藤さんが言った。

「さて!今度はC-Mixが実際に使われている現場にお連れしましょう!とっても素敵な公園ですよー」

こ、公園!!??

なぜ公園でC-Mixが!!??
ちょっと面白くなってきたぞー!

次回、色々な場所で活躍するC-Mixの頑張りを紹介!C-Mix、大活躍ですぞー!!

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